c'est la vie: 自分の原点を再確認する

日本はこれから夏本番というところだと思いますが、
私は今朝、夏の終わりの空気を感じました。
日本だったらたぶん、9月の終わりくらいに吹く風の感じ。
そこか寂しげで、夏のにぎわいをそっと吹き消すような、
祭りのあとの静けさにも似た空気まとった風が、寝室の窓から吹き込んできたんです。

個人的に、デンマークの春・夏は日本より2ヶ月おそく訪れて
2ヶ月早く去っていくと思っています。
5月ごろやっと春らしくルンルン気分になって、8月には晩夏から初秋の空気。
10月になれば、雨がしとしと降り続いてだんだん暗くなってきます。
あぁ、いやだいやだ、暗い冬のことなんていまは考えたくない。
でも、ぼっちゃんの防寒着を買ったり、すこしずつ来たる季節の準備ははじめました。
今回買ったのは、季節の変わり目に着るキルティングのジャケットとズボン。
日本じゃ全くなじみのないデンマークの子供服ブランドの名前も
なんとなく覚えはじめて、子ども服のネットショップでポチッと買いました。
ブランドの名前はその名も「CeLavi」。
「This is life」というキャッチコピーのつくこの名前を聞いたら、
パブロフの犬並みに条件反射で頭に浮かぶのは。。。

というわけで、ここ数日はずっとhydeが「oui, c'est la vie」って歌ってます。
こういうリフレインって、ネットで本物を聴けばわりと治まるんですが
今回はそうもいかないみたいです。

ブランド名が洋服のタグに書いてあるだけならよかったものの、
ジャケットの胸元に思いっきり「CeLavi」ってロゴが入ってます。
あぁ、そうかこれはつまり、これからこのジャケットをぼっちゃんに着せるたびに
hydeが「oui, c'est la vie」って私の頭の片隅でささやくんだな。

こういうときに海外生活が長くなっても、私は日本人だなと思います。
歳をとっていろんなことを忘れてしまっても、
若いころに聞いた音楽は覚えていたりするものだと聞いたことがありますが
私の場合、私を海外へと導いたBackstreet Boysでも、
私の人生を変えたバンドMewでもなくて
きっと中学のころに好きだったシャ乱Qとか、
青春期に大ブームだったヴィジュアル系(GLAY、ラルクにPenicillin)の歌を
覚えているんじゃなかろうかと想像します。
やっぱりこんどの帰国のときには、90年代に人気だったヴィジュアル系バンドの
当時のアルバムをいろいろ物色しようかな。
(純粋なノスタルジーなので、バンドの「いま」にはあまり興味がありません。)
そしてエス氏のメタルに対抗(?)して、
ぼっちゃんにもビジュアル系に親しんでもらいます!

つまらない

ふと思うんです。
私のブログ、文章がつまらん、と。
実はけっこう頻繁に思っています。
つまんなすぎて、ちょっと自分のことが嫌になりそうなくらい。

そしてつまらん理由もわかっています。
「こころ」で書いていないんです。

とにかく読みやすくてきれいな文章を!とか
「伝えたいこと」や「こころのなかの言葉」を置き去りにして
どちらかというと「2列目」な要素を1列目にもってきて書くんですね。
前職のくせで文章のディテイル(表記の統一とか、句点の位置とか)のことを
考えながら書いているのもよくありません。
つまりいろんな意味で頭でっかち。

友達が洋服を試着して、「どぉ?」って聞いてきたときに
なんかいろいろいろいろ気をつかって、その挙句に
似合ってないのに「いいんじゃない!?」とスマイル付きで言ってしまうような
当たり障りのない文章。
そういう文章って、結局、無味乾燥。こころに残らない。
起承転結もなくて、平坦。

誰かに何かを伝えたい!というよりも
10年後に自分がおもしろく読めるような、そんなブログを書いていきたいものです。
というわけで、今日から10年前の自分の文章を見習って、再スタート。

保育園スタート!

ぼっちゃんの保育園生活が今日からスタートしました。
これで私の産休もいよいよ終わり。
8月は新生活に慣れることと、免許の取得、大学に戻るこころの準備が
おもな重点活動項目になりそうです。

家ではできないいろんなことを体験してほしいし、
ほかのちびっことたくさん遊んでもらいたい・・・
保育園生活のはじまりを楽しみにしていた一方で、
「デンマーク」の比重がぼっちゃんのなかで大きくなるのかなぁと
さびしさというか不安というか、はたまたちょっとした焦りというか
なんともいえない気持ちを日本人の私は感じたりもして・・・。

そんな複雑なこころを抱えつつ、ぼっちゃん保育園生活第1日。
保育園に着くと、掲示板に「きょうからスタートのぼっちゃんようこそ!」と
手書きのメッセージがあってうれしくなりました。
今日は慣らし保育のようなもので、9時に登園して1時間ほどで帰りました。
私とエス氏も保育園の教室にとどまって、ぼっちゃんが遊ぶ様子をみたり、
先生やほかの赤ちゃんとお話ししたりしました。
同じ組の少し歳が上の子たちは外で遊んでいて、
教室にいたのは、ぼっちゃんと同じくらいの月齢の子ふたりと先生が1人。
かなりゆったりまったりした雰囲気ではありましたが
1時間というわずかな時間でもぼっちゃんにはかなりの刺激だったようです。
お昼ごはんを食べ終わるころにはうつらうつらしはじめ、
いつもなら食後に顔をふかれるのも泣いて嫌がるのに、今日はボーっとしているだけ。
結局そのあと3時間ちかくお昼寝をしました。
ふだんは2時間寝ればいいほうなので、私もエス氏もびっくり!
夜もすんなり7時前に寝てしまいました。

とくに泣いたりせず、いいスタートを切れたので
明日は私とエス氏が30分くらい教室から離れる時間をつくって
様子をみることになっています。
さぁて、どうなることやら!
お昼寝の長さも含めて楽しみです。

あぁ、免許がほしい!

忘れられない日」を乗り越えて、教習所に通うことはや2ヶ月半。
まだまだ頭の中が混乱することも多いですが、
助手席で指示を出してくれる先生がいれば、何とか運転できるようになってきました。
先日は高速道路教習があり、最高時速130キロでの運転を初体験!
道路がすいていたこともあって
街中で歩行者、自転車、対向車にびくびくしながら
減速、停車、加速のたびにギアを変えて運転するよりもラクだったように思います。
(大型トラックを追い越すのはドキドキしますが・・・)

学科教習はあと2回で、3週間後には学科試験を受けることになっています。
すべては運転の上達進度いかんとはいえ、大学がはじまる9月までに
教習所生活の終わりがはっきりと見えているといいなと思います。

1年前の自分には全く想像できない、車を運転する自分の姿。
まだ免許もとれていないのに気が早いかもしれませんが
今回の決断にはほんとに自分で自分をほめたいくらいです。
免許なんていらん!と思っていた私ですが
いまは喉から手が出るほど免許がほしいです!(笑)
大きなステップをひとつ踏んだら見えてきた世界。
運転できるようになったらしたいことが山ほどあります!

・片道1時間半のドイツ国境の町、フレンスブルクでお買いもの
 ドイツはデンマークに比べて消費税が低く、さらに国も大きいので
 スーパーの品ぞろえも豊富です。
 10日ほど前にはじめてエス氏と電車でフレンスブルクに行ってきたのですが
 やっぱり電車では買えるものの量に限界がありました。
 車でぴゅーっと出かけて、デンマークでは買えないもの、
 買えるけど高いものを定期的にドイツで調達したいです。

・ベランダ菜園をパワーアップ
 今年の春に自転車で10分ほどのところにある日曜大工センターで
 プランターと大きな鉢をいくつか買ってきて本格始動したベランダ菜園。
 前回の買い物では買ったものの量が多く、
 自転車に全部乗せると蛇行運転になって危なかったので
 冷たい風が吹くなかを、40分かけて自転車を押して帰りました。
 来年はもう少し鉢を増やして、土も有機のものをちゃんと使いたい・・・
 となるとやっぱり、重い買い物をいちどでドンッとすませられる車は魅力的。

・「別荘型家庭菜園」の夢、再燃
 デンマークに引っ越してきてから、何度も話題になっては消えてをくりかえしていた
 別荘型家庭菜園「コロニーへーヴ(Kolonihave)」の購入。
 先日、コロニーへーヴでオーガニックの家庭菜園をしている
 エス氏のお友達カップルを訪ねました。
 友達や家族の協力を得ながら、3年がかりで新しい小屋を建てたこのふたり。
 (小屋と言っても、ちゃんと電気も水道も通っています!)
 彼女のインテリアのセンスがとーーーってもよくて、
 もう部屋に置いてあるものすべてがかわいいんです。
 芝生で楽しそうにはいはいするぼっちゃんを見て、夢が再燃しました。
 マイホームはいらないけど、コロニーへーヴがほしい!
 わが家からコロニーヘーヴまでは自転車で行ける距離ではありますが
 大きな買い物も必要になるし、やっぱりなんだかんだで車があると便利。
 車や足りない家具などの大きな買い物が落ち着いたら、
 本格的にコロニーへーヴ購入を検討したいです。

教習所生活も終盤に入りましたが、やっぱり本当に自分に免許が取れるのか、
取れたところで人並みに運転できるようになるのはいつなのか、と
ふと不安がよぎることもあります。
そんなときは、この3大モチベーションを思い出して、がんばります!!

ぼっちゃん1歳

先週末、ぼっちゃんは1歳の誕生日を迎えました!
土曜日はエス氏のお兄さん一家とお母さんを呼んで
日曜日は地元のお友達を呼んでお祝いしました。
料理をつくるのは好きだけど、パーティー料理を用意するのは初めての私。
メニューはいろいろ悩ん挙句に、つくり慣れているものを選びましたが
いつもはフライパンを使うところを手抜きしてオーブンを使ったので
できあがりが思ったようにならず、一人でちょっとだけへこみました。
もう来年は煮込み料理みたいなのにするか、
手早くつくれてこちらの人には受けのいい
中華の炒めもの(こちらでいうところのWOK)にでもしようかと思う次第です。

誕生日のぼっちゃん。
たくさんプレゼントをもらって、みんなの視線が自分に注がれているのも
なんとなくわかっていたような気がします。
デザートのいちごも9個も食べ、バースデーケーキもすこーしだけ食べました。
なんだか一気にお兄さんになった感じ。

この1年を振り返ると、このあいだ書いたように
やっぱり暗中模索という一言に尽きるのですが
同時に、いろんな人がぼっちゃんによくしてくれたことを改めてありがたく思います。
みんなのあたたかさに包まれて、これからも大きくなっていってほしいです。

そんな感慨もつかの間、ぼっちゃん1歳を機にまた生活が変わります。
私は9月から大学生活に戻り、エス氏は産休というかたちで
クリスマスまで勤務時間を半分に減らします(お給料はそのまま!)。
ぼっちゃんは今月末から保育園。昨日は保母さんとの面談がありました。
ふだんのぼっちゃんの様子(昼寝の時間、離乳食の進み具合など)、
保育園のいろいろなシステムなど、1時間くらい話しました。
驚いたのは、月曜から金曜まで毎日決まった時間に預けるわけではないこと。
週25時間、1日最低4時間の保育と、もちろん基本になるものはありますが、
登園時にその日のお迎えの時間とお迎えに来る人を
タッチパネルで登録するんだそうです。
おやすみのときの連絡も電話じゃなくて、イントラネットで。
ずいぶん便利な時代になりましたね。

保育園の初日は1時間だけの保育で、何があっても大丈夫なように
私たちも保育園にとどまって様子をみることになっています。
いまのところ人見知りもまったくなく、誰にでもすぐニコニコするぼっちゃん、
どんなふうに保育園に溶け込んでいくのか、とても楽しみです。
親子が一緒じゃない時間ができるのを少し不思議に感じつつも
とにかく家にいたらできないたくさんのことを経験してくれたらいいなと思います。

あと3日で・・・

今週末から4週間の夏休みがはじまります。
そして週末にはぼっちゃんが1歳に。
2日間の陣痛ののちの帝王切開という、おなかいっぱいの出産からもう1年。
すでに遠い昔のことのような気がしますが、まだ1年しか経っていないんですねぇ。
今年の夏休みは夫婦そろって免許を取るため、長期間遠出したりはせず
のんびりといつもより少し余裕のある日常を楽しむ予定です。

あぁ夏休み!楽しみ!という喜びののちに・・・気づく・・・
私の産休生活も今週で終わりだということに。

毎日、日々のことをこなしていくことに精いっぱいで
空いた時間をなにか生産的なことに使おうと思うこころの余裕もなく
長いトンネルの中にいたようなこの産休生活。
こう書くと、つらい1年だったように思われるかもしれませんが
「暗中模索」という言葉がまさにしっくりくる1年でした。
トンネルの向こうの光が見えるようになった最近は、子育てが楽しいです。

で、突然ですが今日は「最近のぼっちゃん」についてちょっとまとめようと思います。

一日の流れ

6:00 起床・朝ごはん
8:00 朝寝(1時間半から2時間)
10:00  おやつ・お散歩
12:00  昼ごはん
13:00  昼寝(1時間半から2時間)
15:00  おやつ・お散歩(エス氏と)
17:00  おふろ
18:00  夕ごはん
19:00  「おやすみ」

夜は、ごくたまに泣いてミルクを欲しがるときがありますが
いちど寝たら朝まで起きないことがほとんどです。
(泣いてもミルクをあげたらすぐに寝ます)
ただ、「おやすみ」(=入眠儀式をして、部屋にひとりにする)から
寝るまでの時間はまだ日によってまちまち。
午後にしっかり遊ばせて、「おやすみ」直後には私たちの話し声が聞こえない
静かな環境をつくるようにすると、30分ほどで寝ることが多いようには思います。

ごはんはおもに手づかみ食べですが、
スプーンやフォークを使って上手に食べることが増えてきました。
食べ終わったあとも床がきれい・・・小さなことが家事を楽にしてくれます!

最近できるようになって、母の私が感動したことは
・ほしいものや本の絵を指で差す
・10分以上集中してテレビを見られる
・読んでほしい本を手渡す
・「○○は?」と本のタイトルを言うと、その本を探して見つけ、持ってくる

私が言っていることを理解している印象を受けることが多くなってきました。
そして、私たちに話しかけてくることも増えてきて、
「対話」ができるようになりました。
この双方向でコミュニケーションが取れているという感触、実感が
私の子育てにおおきな自信を与えてくれたな、としみじみ思います。
一日のリズムが確立されたいまは、いろんなことの計画が立てやすくなり
精神的に毎日の生活がずいぶん楽になりました。
これからの課題(?)は、朝寝と寝る前のミルクを減らしていくことでしょうか。

それにしても、こんなふうにぼっちゃんのことをつらつら書いていると
1年前には想像できなかった「母としての自分」が見えて
「私もなんだかんだでお母さんできてるじゃーん!」とうれしくなります。

成長は突然やってくる

6月も半ば。
日本は梅雨のじめじめした日が続いているのでしょうか。
デンマークのイェンセン家は夏休みまで、あと2週間ちょっとというところ。
いわゆる「ホリデー!」な海外旅行は日本帰省の機会にとっておいて
今年はエス氏のお母さんとエス氏の古い友人を訪ねに2泊3日の旅行をする予定です。
それに、この夏休みのメインはなんといっても自動車教習所。
詳しいことはまたの機会に書くとして、
牛歩並みの学習速度で、すでに追加の教習が決定しています。
(基本料金に含まれているマニュアル運転の技能教習は16時間です)
休み中は時間に余裕があるのでインテンシヴに教習を重ねて、
なんとか大学がはじまる8月末までには
教習所生活の終わりが見えているといいなと思います。

ところで昨日の朝、つかまり立ちをしたときと同様、
ぼっちゃんが、それは突然に、それでいてとても自然につたい歩きをはじめました。
円形のソファーテーブルに沿ってカニ歩き。
ソファーテーブルからソファーへ手を移動して、方向転換したりもします。
(ちなみにあいかわらず、はいはいはせず、基本的は移動はほふく前進です)
最近は午前中にベビーカーに乗せて外に出るだけでは足りないようで、
午後はエス氏が近くの公園や、アパートの中庭で遊ばせるようにしています。
まだ歩けないので、いろんなところでつかまり立ちさせたり、
赤ちゃんでも乗れるブランコで遊んだりするだけですが、
そろそろちゃんと靴を履かせたほうがいいなと思いはじめました。
(基本的に何でも後手後手のわが家です)

子どもの成長を見ていると、なんでも練習・助走の期間を経て
あるときに何かのきっかけで、いままでできなかったのがうそのように
自然とできるようになるものなのかなと思ったりします。
私のデンマーク語に関していえば、たしかに5年前には
日常生活で不自由なくデンマーク語を使えるようになるとは
まったく想像できませんでした。
でもいまとなっては、デンマーク語が「雑音」にしか聞こえなかったことのほうが
想像できません。
ついついできないことに目を向けてしまいがちですが
「ここまで来た」、その過程を振り返って
自分をほめてあげることも大事なんですね。