あらためて、私たちについて

ふと、イェンセン家の人々の人柄というか、私たちが誰なのか
いまいちちゃんと書いてこなかったなと気づいたので
今回は私たち家族について、少し書こうと思います。

エス氏と私が出会ったのは2010年。
私がデンマークにワーキングホリデーで滞在していたときのことです。

もともと知り合いだったデンマーク人の女の子を通して知り合ったのがエス氏。
ラングエージエクスチェンジをする、という名目で会いはじめたものの
言葉の勉強などはせず、あれよあれよという間に付き合うことになった・・・
というよくある話が、私たちの馴れ初めです。

その後、私はいちど日本に帰国し、新生活のために仕事をしながら貯金をしました。
そして遠距離夫婦期間を経て、2012年の夏にデンマークに引っ越し、いまに至ります。

私とエス氏は13歳差なので、いわゆる年の差夫婦です。
付き合いはじめる前になぜか年齢を聞かなかった私。
せいぜい10歳差だろうと思ったら、13歳も離れていることを
付き合うことになってから知ることになりました。
よく言えば、エス氏は若く見えるということでもありますが。

私の趣味は、こうして文章を書いたり、おいしいごはんを食べること
そしてリサイクルショップでレトロなものを見つけることです。
音楽を聴くこともすき。MewやBelle and Sebastianがお気に入りです。
そんな私のいまの職業は学生(いまは育児のため休学中)。
30代にして、日本にいたときには経済的な理由で行けなかった大学に
努力の甲斐もあって行けることになり、10歳以上離れた若い子たちと勉強しています。エス氏はデンマーク語教師で、本を読んだり、メタルなどの音楽を聴くのがすき。
古いアメコミを集めたりもしています。

趣味や好みが似ている私たちではありますが、性格はほぼ正反対です。
私は、せっかちで自分ルールが多く、完璧主義で頑固、そして短気。
エス氏はとにかく人の意見に対して寛容で、柔軟、自分より人を優先する人です。
結婚して5年・・・私たち夫婦はエス氏の人柄のおかげで円満生活が
続いていると断言できます。

そんな私たちのところにやってきたぼっちゃん。
子どもがほしいと思ってから、妊娠するまで少し時間がかかりましたが
いろんな意味でベストなタイミングで生まれてきてくれて、
ぼっちゃんは、いつ私たちのところに来るべきかわかっていたんだなぁと
しみじみ思います。
肺の調子が悪く、生まれてから退院まで2週間ほどかかりましたが、
いたって健康、子育ての経験がある人には手のかからないいい子だと言われます。
とはいえ、私たちにとっては初めての子。
山あり谷あり、試行錯誤しながら、家族3人の生活を楽しんでいます。

私も母になって7ヶ月

今日でぼっちゃんが生まれて7ヶ月。
この1ヶ月のあいだに、ぼっちゃんは寝返りができるようになり、
ほふく前進ならぬほふく回転をするようにもなりました。
ぼっちゃんの様子を横目で見ながら何かをしていると
あれ!?さっきまでと体の向きが違う!うつ伏せになってる!
なんてことが増えてきました。

「新生児のころはよかったわぁ」というお母さんの声が
なんとなく理解できるようになった私です。

暗中模索の離乳食も、はじめのころに比べたらだいぶ変わって、
いまはおせんべいを食べたりもしています。
手に持ったおせんべいを口に運ぶぼっちゃんを見て、
誰にも教わっていないことが成長とともにできるようになる
こどものすごさを実感します。
その姿を見て、はて自分は人間として成長できているだろうかと
考え込んでしまうこともしばしば。

育休も折り返しに入ったいま、毎日が子育てと家事だけに追われて
過ぎていってしまうことのないよう、自分のための時間を持ちたいと
思うようになりました。

そんなふうに思えるのには、ぼっちゃんが遅くても午後8時には
寝てしまうようになったこと、
離乳食のおかげで一日にリズムができてきたことにも理由があると思います。
夕方に離乳食をあげて、お風呂に入れて、ひと息ついたら、
ベッドに寝かせてしまいます。
うーうー言いながら眠気と格闘することはありますが、
1時間もすれば夜の眠りに。
これといった苦労もなく、あっさりと一人で寝ることを覚えたぼっちゃんには
あらためて脱帽です。

私は私で、ようやく朝の時間の使い方がわかってきました。
夜中にミルクをあげるのは私の役目、
朝方にぼっちゃんの面倒をみるのはエス氏の役目と決めているので
私はいつも7時に出かけるエス氏に合わせて、6時20分ごろ起きます。
とにかく朝が弱いので、コーヒーを飲んでボーっとしているあいだに
エス氏が出かけてしまい、ぼっちゃんのご機嫌次第では
起きてから2時間しても顔を洗う時間が取れずにイライラ…ということがありました。

でも、ふと朝いつもより15分早く起きて、エス氏が出かける前に顔を洗って
ついでに朝のストレッチもやればいいということに
いまさらながら気がついたのです。
このやり方にしたら、ぼっちゃんの朝寝の時間がもっと自由に使えるようになり
いまもこうしてブログを更新しています。

冬の出口も見えはじめた今日このごろ、
迷ってばかりだった私の育児生活にも7ヶ月目にして少し光が見えてきた気がします。

 

「みんな最初はそう言うのよ」

とは、ぼっちゃんの離乳食をはじめるにあたって、
私が全部手づくりしたいとか、ああだこうだと思い描いていることを言ったときの
母の言葉です。

日本にいるあいだ、実家の台所を自分のもののように使うこともできないので
フリーズドライの離乳食などに頼ったのがそもそもの始まり・・・
いまではバナナをつぶすとか、カンタンな離乳食しかつくらなくなりました。

母の私に似たのか、食いしん坊の予感がムンムンするぼっちゃんですが、
離乳食をはじめてもう約2ヵ月、明日には生まれて7ヶ月になるので
そろそろお肉とかも少しずつあげてよいころ。
フリーズドライの手軽さ、そして
手間ひまかけて手づくりうんぬん以前に、いま思うこと・・・
それは、いまのぼっちゃんに合った離乳食がつくれているのかという不安。
お肉やお魚を、ぼっちゃんが食べられる形状にするなんて、
私には自信がなくてできません。

「いまいろんなものを食べておくことが、ぼっちゃんの味覚にとっては重要」
なんていう保健師さんの言葉も相まって、
ワンパターンに陥りがちな自分の離乳食のレパートリーが
さらにその自信に影を落とします。

こんなことを言っていてこの先どうするんだと思いつつ、
やっぱり歯が生えて、ある程度大きくなるまで
私は自分の作ったごはんはぼっちゃんにあげられないだろうと思うこのごろです。
幸いにもオーガニックの離乳食がスーパーで手軽に買えるので、
少しお金はかかりますが、いまのぼっちゃんの月齢に合ったものを
こまごまと買う毎日です。

ただ、やっぱり100%手づくりじゃない離乳食、というのも
やっぱり自分ではちょっとどうなんだろうと思う部分があるのも事実。
これは大丈夫だと思える、野菜のすりつぶしなどの離乳食は、
ちゃんとつくりたいと思います。

よれよれエス氏

日本からの長旅の疲れと時差ボケも解消され、
デンマークでの日常が戻りつつあった矢先、
エス氏が「なんだか腰が痛いんだよねぇ」と言いだしました。
マッサージしてあげたりして、そのうちよくなるものだと思っていたら!

木曜日の朝、腰をさすりながら歩くのもやっとなくらいにつらそうにしていました。
仕事を休んで医者に行ったものの、原因の特定もされず
理学療法士への紹介状と、痛みが強ければ痛み止めの薬を買って飲むように
というアドバイスだけもらって、帰ってきたエス氏。
日本だったら湿布とかを処方してもらえるだろうに、
さらに言えば、念のためにレントゲンを撮りましょう、となりそうなところですが
そこはやっぱりデンマーク。
必要最低限のことしかしません。

痛みには波があるらしく、ときどき半泣きになるほど。
柄の長いほうき(デッキブラシみたいな形)を杖代わりにして
家のなかをよれよれのエス氏が歩いています。

そんなこんなで痛みを引きずって週末を過ごしたエス氏ですが、
今日、理学療法士のところで施術をしてもらいました。
なんと私も未体験の鍼治療を受けたんだとか!
痛みを軽くするストレッチを教えてもらい、
さらには腰痛を引き起こした間接的要因ともいえる体の不具合として
偏平足と背中の筋肉不足を指摘されたそうです。
エス氏、ダンベル体操と腕立て伏せは習慣でやっていますが、
体は絶望的に硬いので、この際いろいろしっかり診てもらえたらを思う私です。

私も私で、明日は我が身と思って、朝晩のストレッチを欠かさず、
今日の疲れを翌日に持ち越さないように心がけようと
背筋を正す思いです。

 

夢の中にいたような

ちょうど1ヶ月前はクリスマスイブだったんですね。
ぼっちゃんが生まれて初めてのクリスマスは、
初めて家でお祝いするクリスマスで、これまた初めて挑戦する
デンマークのクリスマス料理づくり・・と初めてのことづくしでした。
ビギナーズラックのおかげか、料理はおいしくできて大満足。
これをきっかけに「デンマーク料理がつくれるようになる」ことを
2017年の抱負のひとつにすることにしました。
なんでも感覚と目分量でそれなりにおいしい料理をつくってしまう私ですが、
何回やってもうまくできないものがあります。

それは・・・ソース。

豚肉のローストにかけるブラウンソースがいつもうまくできません。
抱負にはソースがうまくつくれるようになれたらという気持ちも込めています。

 

クリスマスのあと、12月30日から3週間は2年半ぶりに日本に帰省しました。
ぼっちゃんを連れてのフライト、5年ぶりに日本での年越しに
私の家族とぼっちゃんの対面とハイライトがたくさんありましたが、
デンマークでは買えないもの、できれば日本で買いたいものを
たくさん買えたことが、私にとってはいちばんうれしかったです。
え、そこ!?と思われるかもしれません。
でも、これほしい!と思えるものがデンマークにはほとんどないので、
買い物ざんまいの日本での「ホリデー」は夢のようでした。
デンマークに帰ってきて、買ったものを整理しながら、
日本での3週間は夢のようだったけど現実だったんだな、と思ったほどです。

もうひとつ帰省中にあった大きなできごとは、
ぼっちゃんが寝返りをしたことです!
クリスマス前から、体をひねる動きをしていたので、
寝返りができるようになる日もそう遠くないとは思っていましたが、
ゴロンと寝返った瞬間は思わず拍手喝采。

寝返りを習得したぼっちゃん、とにかくゴロゴロします。
次なるステップは、ひとりで座れるようになることです!

5ヶ月検診と予防接種

ぼっちゃんの5ヶ月検診と予防接種に行ってきました。
デンマークに引っ越してきて4年ちょっと...
デンマーク語に困ることもだいぶ少なくなってきましたが
大学や親戚の集まりでたくさんの人と一度に話すこと
雑音が多いところでの会話はまだまだ難しいです。
ぼっちゃんをあやしたりなだめたりしながら、大事な話をするのもまた難しいので
ホームドクターの検診、保健師さんの訪問のときは、
エス氏にも一緒にいてもらうようにしています。

今回は研修医の男の人が診てくれました。
検診は「おざなり」感が出ることもあるので、慎重に診てくれる研修医のほうが
私にとっては安心だったりします。

身長69cm 体重7.6kg...
私からうつった風邪のせいで、鼻づまりと咳で苦しそうにしていますが
ぼっちゃんはすくすくと健康に育っています。

先日、インターネットで赤ちゃんの風邪について見ていたら
「鼻がつまっていて息がしづらそうな赤ちゃんの鼻を
 お医者さんが綿棒で丁寧に掃除してくれた」
なんて書いてありました。
どのお医者さんもそうだとは限らないかもしれませんが
日本はなんでも丁寧で優しくて、いいですね。。。
デンマークじゃ想像できません。

丁寧に診てくれた研修医さんでさえ
「肺はヒューヒューいってないので、鼻と咳だけですね!」とだけ言って
それ以上、風邪に関するコメントや処置はありませんでした。

検診のあとは予防接種。
研修医さん、私の目をしっかりと見て、ぼっちゃんをどう抱っこしていればよいかを
丁寧に説明したあと、ぼっちゃんの両太ももにブスリと注射。
ビックリして泣くぼっちゃんをなだめる私を見て、
「お母さんがナーバスになると、赤ちゃんもナーバスになりますからね」ですって!
まぁ、注射の前から
「おぉ、痛いだろうに、かわいそうに。でも大事だからね」と
こころの声でぼっちゃんに言い聞かせていたのがばれていたみたいです。

 

ごめんよ、ぼっちゃん

このあいだ引いた風邪は、葛根湯パワーもむなしく悪化し、
結局、木曜日にはエス氏に仕事を休んでもらって一日寝込んでしまいました。
ふだんだったら気合でなんとかなる程度の風邪ではあったのですが、
気疲れしていたのか、根拠なくやってくる「師走ストレス」の仕業か
気力・体力ともにダウン。
咳をしながらぼっちゃんの面倒をみて罪悪感、
ぼっちゃんが泣いているのが聞こえるのに、ベッドで横になっている罪悪感…
これからはいままで以上に風邪に気をつけようと思った次第です。

私が風邪から回復し、体も軽くなった気分でいた一方で
ぼっちゃん、むせるときとは違う咳をコホンコホン。
鼻もつまっているのか、寝息もふがふがいっています。
これは、もしかして・・・私の風邪がうつったんじゃ!?
寝ていても咳で目が覚めてしまうぼっちゃんを見て
母、落ち込みまくりです。
幸い、そんなに重症ではなさそうなので、急いでお医者さんには行かず
今週の水曜日の5カ月検診で診てもらうことにしていますが
人生初の風邪っぴきに、ぼっちゃんはわけもわからず「なんか苦しい」と
思っているんだなぁと思うと、なんとも言えません。

せめてぼっちゃんじゃなくエス氏にうつればよかったのに!なんて非情にも思いつつ
やっぱり風邪予防はしっかりしようと襟を正すのでありました。