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10年前からつながっている

私のこと 母は思う

きのうはちょっと感慨深い気持ちで一日を過ごしました。

10年前の2007年2月22日、私は念願のワーキングホリデー in トロントに向けて
家族に見送られて成田空港から飛び立ちました。

洋楽の歌詞がわかるようになりたい
好きな歌手の国、アメリカに行ってみたい
でも、アメリカは留学じゃないといけないしお金がかかる・・・
そうだ、となりのカナダにワーキングホリデーで行こう!
と思いたち、貯金をして仕事を辞め、当時付き合っていた彼氏を日本に残し
英語も大してできない身でひとり未知の国に行ったのでした。

あのカナダでの1年が自分に何を与えてくれたのか、
ときどき考えることがあります。
デンマーク語を話せるようになってからは、英語もうまく話せなくなってしまったし。
これ、というものを具体的に挙げることはできないけれど、
カナダに旅立ったときに、私の「ここではないどこかへ」行きたいという気持ち、
ひとつのゴールを決めて、それにたどりつきたいという気持ちが
初めて現実になりました。
以来、目標を立ててはそれを達成する、を繰り返している私にとって
カナダははじまりの場所だったんだと思います。

そして、カナダでの時間と帰国前の約1ヶ月のヨーロッパ鉄道の旅は
そのあとにエス氏と出会うこととなったデンマークでのワーキングホリデーとともに
若いころ(もしくは結婚前)にやりたいことをやりきったと思える
大事なできごとです。

自分はここにいていいのだろうか
自分のいるべき場所はここではないどこかなんだ

数年前までそんなふうに思っていました。
でも、エス氏とデンマークで暮らすようになってしばらくしてから
やっと自分の居場所を見つけることができて
ここでどう生きていくか、ということを考えるようになりました。
ぼっちゃんも生まれて、デンマークにより深く根を下ろすことになったいまは
さらにそのことをよく考えています。

エス氏がいて、ぼっちゃんがいる。
カナダに行かなかったら、英語も話せるようになっていなかったし
デンマークに行けるとも思えなかった。
デンマークに行かなかったら、エス氏とも出会っていないし、ぼっちゃんもいない。
カナダに行ってよかったと改めて思います。